初心者向けゴルフクラブの選び方
初心者がゴルフクラブを選ぶ時には、最低限必要なものから揃える選び方をおすすめします。
ゴルフでは14本まで使用できるという決まりがありますが、必ずしも14本を持参する必要はないです。その為、まずは10本くらいを目安に揃えていき、必要になったら追加するのが良いでしょう。
市販のクラブセットは、10本ほどのゴルフクラブとバッグがセットになっています。手頃な価格帯のものだと5万円前後から、高価なものは10万円を越えます。
選ぶ手間が省けるので、価格の安さでセットを選ぶ手もありますが、長く使うつもりなら最初からある程度良いものを揃えたいところです。
ちなみに、ゴルフクラブは1本5万円、10万円というものも珍しくないので、単品で揃えると相応の費用が必要となります。つまり1本分の価格で買えるセットは破格ですし、当面はそれを使って練習するのもありです。
自分に合った使いやすいものを選び、長く使うのが良いという人もいれば、取り敢えずセットを選んで基準を理解してから自分に合ったものを選ぶべきという人もいます。
選び方に正解はありませんし、初心者はそもそも長く続けるかどうかも分からないので、手頃なセットを選んで使い始めるのは理にかないます。
セットを選んだり単品を揃えるにしても、予算が決まらないことには比較検討もできないです。予算はセットの価格帯を目安にして、単品ならプラスアルファで設定するのがおすすめです。
予算が限られると選択肢が狭まってしまいますから、予算には少し余裕が欲しいものです。単品で選ぶ場合も、セットの構成を参考にするのは良い考えだといえるでしょう。
初心者向けのゴルフクラブセットは、当然ながら初心者に使いやすいクラブで構成されています。ゴルフにおける主要な武器となるドライバーは、最初にどれだけ距離を稼げるかが重要です。つまり、使いやすくて簡単により遠く飛ばせるものが理想となります。
しかし飛び過ぎたり狙ったところに飛ばないようでは本末転倒ですから、標準的な飛距離でコントロールしやすいものが狙い目です。フェアウェイウッドはセカンドショット以降を担う大事な1本で、飛距離も重要ですがコントロールの重要性が上回ります。
ドライバーとの違いは芝の上で打つことが想定されていて、芝の抵抗を抑える工夫が行われていることです。メーカーによって様々な工夫がされていますから、一通り芝の上で振って選ぶのも1つの方法です。
番手は数字の大きさがクラブの長さと関係しており、大きい数字ほど飛距離が短く球が上に上がる傾向となります。
アイアンはコントロール重視のゴルフクラブで、ゴルフセットの大半はこのアイアンが占めます。一通り揃える必要があるのでお金が掛かりますし、何より自分に合ったものを選ぶのに手間暇を要します。それだけに、アイアンだけでも初心者向けのセットを選んだ方が良いかもしれないです。
ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中間を担うもので、必要に応じて選びます。
ウェッジはアイアンよりも短い距離において、サンドウェッジはバンカーで使うものです。ピンまで残り100ヤードといった距離で出番がありますから、最低でも1本は必要です。
ラフにおいても活躍することになるので、サンドウェッジと合わせて検討したいところです。
ウェッジにもセットがありますから、迷った時は予算と相談して使いやすそうなものを選びましょう。
パターはグリーン上で使用する、コントロールのしやすさが最も重要なゴルフクラブです。プロゴルファーのカップインの瞬間に目にすることが多いのが、このパターです。
ボールを転がすように打つ為のものですから、適度な軽さと狙ったところに打てる打ちやすさで選ぶのが正解です。
ただ、上達に必要なのはクラブはもちろん「練習すること」が最も重要です。初心者向けのゴルフレッスンを実施しているゴルフスクールで基礎を教えてもらうと自己流の癖がつきにくくおすすめです。 golfschool23.com